真物保証。 F1号220✖️16 経歴により大学の卒業旅行でイタリアに行った時の題材からの物だと思われます。 　下描きの上に淡い水彩絵の具。乾いた空気、明らかな日の光、イタリアの風土を切り取った何気ない風景の中に旅行中の一コマが再現されている。 　このリストランテではなかださんは何を饗されたのだろうか？少なくとも私にはキャンティの匂いがしてくるけれど、料理の匂いはない。 　コレは、なかださんの絵には田舎家で囲炉裏端の埃っぽい匂いがしてくるような感じがあるからで、匂いが無くて正解なのだと思う。 　卒業旅行でイタリアには行っても当然のように貧乏旅行であり、日中からワインを飲み2時間かける食事には最終日くらいしかありつけなかったのだと。　 　よって、イタリアのリストランテを描いたこの絵からは濃厚なマリナラソースの匂いがしないのです。 アルミ製の額もしっかりした昔に造られた物で、中から出した事は有りませんが、20数年前に現在の住まいへの引っ越し祝いとして古い友人からの頂き者物です。 　蛇足ですがその友人が30程歳下の海外女性と結婚するとの連絡があり、祝いに出かける費用を捻出する為の出品です。 絵画の種類···水彩画 形式···額縁入り 主題···ブドウ園に面したリストランテの入り口。